芸術再発見

CAF.Nびわこ展

CAF.Nびわこ展

基本情報
主催 CAF.Nびわこ展実行委員会
URL http://cafnbiwako.exblog.jp/
文化財指定等
所在地 大津市北比良1201-5
電話番号 077-596-2155
開催時期 毎年8月頃
定休日等
料金 無料
※平成24年12月現在

~現代美術の面白さをびわこから~

展覧会では、絵画、立体造形や彫刻などの色々なジャンルの現代アートが並ぶ。

 CAF.Nびわこ展実行委員会は、2010年から毎夏、現代アートの展覧会「CAF.Nびわこ展」を開催している。関西を中心に全国から約30人の美術作家が、平面・立体など様々なジャンルの作品を出展する。
 CAF.NのCAFは、「Contemporary Art Festival(コンテンポラリー アート フェスティバル)」の略で「現代アートの祭典」の意味。またNは「Nebula(ネビュラ)」のことで、星雲や銀河を表し、星雲が渦巻くようにアートが広がって、次世代にアートのエネルギーを伝えていくという意志が込められている。

もとは、1978年から埼玉県で関東の美術作家を中心とした「CAF.N展」が開催されており、これに出展していた作家の藤原和子さんが、関西でも「CAF.N展」を開催しようとCAF.Nびわこ展実行委員会を2009年10月に発足したのが始まりである。
「CAF.Nびわこ展」では、展覧会だけでなく、ワークショップなどを通じて、幅広い世代に美術の面白さや楽しさを広めることを大切にしている。特に子どもたちには、「美術を体感することにより、感覚や感性を身につけて成長し、社会に対する応用力を持ち、感情や考えをきちんと表現できる大人に育ってほしい」という想いが込められている。

副代表の藤原さんは、自らも作品を制作。

2012年の展覧会では、テーマを“水から派生するかたち”として、水からイメージする作品制作やワークショップが展開された。琵琶湖の近くで現代美術を発信することで、水が人間に不可欠なように、美術も人間にとってなくてはならぬ存在であるということを伝えている。
 展覧会開催に向けて、作品制作を子どもたちと一緒に行うワークショップが行われた。直径3m、長さ20mもの大きなシャボン玉で遊び、その後2m×5mの大キャンパスにシャボン玉の絵を描くといったものである。画材店から提供された高価なアクリル絵の具やオイルバーといった画材を子どもたちに惜しみなく与え、子どものうちから質の高い素材で制作する経験を大事にする。
 また、展覧会期間中には、作家による作品解説などのイベントが開催され、鑑賞者にアートをより身近に感じてもらうための工夫をしている。

2012年7月28・29日の二日間、インターネットなどを通じて呼びかけ、県内外の2歳から中学生の子どもたち40人が、巨大シャボン玉を使ったワークショップに参加。

 CAF.Nびわこ展実行委員会副代表であり、アーティストの藤原昌樹さんは、「『アートはよく分からない』という人にも、展覧会に来て欲しい。作品を観て何かを想像したり、好きか嫌いかだけの単純な感想を持つだけでもいい。とにかく鑑賞することで少しでも心が動いて、そこからアートに親しむきっかけになれればいい」と話す。そのためには、アーティスト自らが社会に働きかけることが必要。「実は、滋賀県には全国的に見ても水準の高いアーティストがたくさん住んでいる。ただし、発表の場がどうしても京都や大阪になってしまう。滋賀のアートを滋賀で発信していきたい」との思いで、活動している。

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