諸々 再発見

メタセコイアの並木道・高島市マキノ

メタセコイアの並木道・高島市マキノ

基本情報
名称 メタセコイアの並木道
URL http://www.eonet.ne.jp/~picland/metasequoia/
(マキノのメタセコイア並木を育てる会)
文化財指定等 「新・日本の街路樹百景」選定 読売新聞社
所在地 滋賀県高島市マキノ町蛭口
駐車場はマキノピックランドの駐車場を利用(無料)
電話番号 0740-27-1811(マキノピックランド)
営業時間
定休日等
料金
※平成23年11月現在

~メタセコイアが作る高原の並木道~

並木道の前に立つと、どこまでも続いているかのように見える。

 高島市マキノ町の蛭口~牧野間にはマキノピッランドを縦貫するように町道沢牧野線(現、県道287号線)とそれに続く県道小荒路牧野沢線があり、その両側2.4kmにメタセコイアが約500本植えられている。この並木道はマキノ高原やマキノスキー場へのアプローチ道として高原らしい景観を成している。
 昭和56年(1981)にマキノ土に学ぶ里整備事業の一環としてマキノ町果樹生産組合が植えたのがこの並木道のはじまり。組合関係者をはじめとする地域の人々の手により育まれていった。その後、さらに県道もこの並木に協調して植栽が行われたことで現在の見通す限りの並木道姿となった。

時間帯によっても見える景色は変わってくる。見学の際にはマキノピックランドの駐車場に停めてから。

 メタセコイアは、中国原産、スギ科メタセコイア属の落葉高木で、 和名はアケボノスギ。樹高は約35mに及ぶ。最大樹高が115mに及ぶといわれるセコイアにその姿が似ていることから、メタ(変形した)セコイアと名づけられている。四季折々に美しい円錐形のメタセコイアの並木とまっすぐに伸びる道路が造り出す景観は、遠景となる野坂山地の山々とみごとに調和している。平成6年(1994年)11月、読売新聞社の「新・日本の街路樹百景」 に選定された。
 四季折々で木々の美しさを見せてくれる並木道ではあるが、一方で500本ものメタセコイアは落ち葉の量が多く、地元からも交通の妨げになるので改善したいとの要望があり、2010年11月29日に『マキノのメタセコイア並木を守り育てる会』が発足した。雪が降る前後にそれぞれ清掃が行われる。落ち葉の量は2トントラックで20~30台ほどの量が出るそうだ。育てる会では清掃活動のほか、会誌の発行も行っている。

育てる会のメンバーが中心となって清掃活動が行われている

 マキノピックランドの支配人、三田村治男さんにどの時期の並木道がお気に入りか聞いてみた。「並木道は季節を問わないマキノの貴重な観光資源です。秋や冬の景色もすばらしいですが、ゴールデンウィークごろが芽吹きの時期でこのときが好きです」。
 「新・日本の街路樹百景」に選定されたことで多くの人の注目が集まったメタセコイアの並木道だが、韓国ドラマ「冬のソナタ」の影響で観光客が増えたという。とくにメタセコイア並木の雪景色を見るために訪れる人が多い。ちなみに、ドラマで流れる映像は韓国のナミソムのメタセコイア並木で撮影されている。
 また、並木道を写真に収めようと訪れる人も多い。特にパンフレット等に載っているみごとな雪景色の写真はいつ撮れるのかといった質問があるそうだが、雪の多い時期でも綺麗に晴れる日であることなど条件が厳しいという。メタセコイア並木へは名神高速道路京都東ICからおよそ90分、北陸自動車道木之本ICからおよそ30分。公共交通機関利用の場合はJR湖西線マキノ駅下車、高島市コミュニティバスでマキノ高原線「マキノピックランド」下車。
 実は見所は並木道だけでなく、この辺りの夜空も綺麗だという。周囲には明るい建物が少ないため、夜は星が良く見えるそうだ。日のあるうちは並木道の景観、日が沈んでからは星空と2度楽しめるのも魅力の一つだろう。

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